「ゆりかごラーニング」とは

当法人が支援の柱として位置づけている「ゆりかごラーニング」は、「自尊感情」を中心に置いた自己と他者の関係性について学ぶプログラムです。職員研修として活用していると同時に、利用者の方にも紹介しています。

人がもつ主体性や、心の発達、感情などの理論を学びながら、相手との信頼感、自己の心の充足感を学びます。自分を客観的に理解し、自分の言動に「意味」をもたせることができます。自分の考えや思いに一貫性をもたせ、ぶれることがないので、自信をもって、意欲をもって、前向きに、相手との関係性を育てることができます。

きっとこの「ゆりかごラーニング」を学んだ後は、人という動物がどのような発達の特質をもつのか、その視点からの自己理解、他者理解、人と人の関係性など広く知識を得ることでしょう。

 

ゆりかごラーニングを構成する理論 ⇒⇒⇒ 人の脳の構造をみると、系統発生のありようを持ちあわせていることが理解できます。ゆりかごラーニングを構成する理論の一つとして、大脳辺縁系(愛着・感情)と大脳新皮質、これらの相互作用によってつくられるこころの発達に着目します】

 

ゆりかごラーニングが伝えたいこと

「ゆりかごラーニング」シリーズの中の、子育てについて紹介します。

子育てで一番重要なのは、親の愛情であることはいうまでもありません。しかし、その愛情がどちらを向いているのかが大切なことです。 親の独りよがりな一方通行の愛情では、子どもを認めることにはならず、子どもとの信頼関係をつくることはできません。

 

 

ゆりかごラーニングを構成する理論 ⇒⇒⇒ 現在存在している人(自分)や人がつくっている社会に注目します。その視点からとらえると、人の主体性(生きる力)は、「自分を出したい」主体性と「他者とつながりたい」主体性のバランスだといえます。主体性のバランスが成立するとき、相手を認める関係性が成立し、お互いの主体性がかみ合う楽しい関係性をつくることができます】

 

 

では、相手を認めるとはどういうことでしょうか。子育てにおける「子どもを認める」に着目してみましょう。

 

「認める」が大切

子どもを「認める」とは、

♧子どもの気持ちや思い、言動に関心をもつこと

♧子どもの気持ちや思いに共感すること(感情―不安、怒り、悲しみ、喜びーを共有すること)

♧子どもの言動を肯定的に捉えること

♧感謝の気持ちを忘れないこと

などがあげられます。

では何故「認める」ことが必要なのでしょうか。それは、人という動物が「認められたい」存在であるからです。認められることによって、人は自己の存在に肯定感を得て、頑張ることができるのです。人がこのように高度に進化してきた理由には、「認められたい」という気持ちがあったからこそなのです。「気になる」子どもも、赤ちゃんも、おじいちゃんも、人である以上、皆「認められたい」のです。

この「認められたい」をどのようにして、親や支援者に伝えていくのか、DVDの映像によって具体的に紹介します。

DVD「ゆりかごラーニング~楽しいしつけの提案」